陥没乳首を治すマッサージ

マッサージの準備

「陥没乳首の主な矯正法」でも紹介しましたが、マッサージによっても矯正することができます。
もっとも、仮性であれば、効果が出る可能性があります。

 

今回はマッサージを施すときの用意する物や注意についてです。

 

用意する物

・オリーブオイル(もしくはコールドクリーム)
・消毒綿

 

事前の準備と注意

・爪を切る
・手を清潔にする
・入浴時以外なら乳頭周りを蒸しタオルなどで温める
・下腹部に痛みを感じたらすぐに止める

 

マッサージを施す前

1、乳頭周りを消毒綿で清潔にする
2、乳頭に用意したオリーブオイルもしくはクリームを塗る

 

こうした下準備を経て、マッサージを始めます。

 

1、親指と人差し指を乳輪に押し当てて乳頭を押し出す
2、少し時間を置く
3、親指と人差し指、中指を使って乳輪を押し込むようにし、乳頭をつまむ
4、乳頭の付け根をやさしく引っ張る

 

このようなやり方を繰り返します。
マッサージ法は多々ありますから、これだけがやり方ではありません。
それぞれ適したやり方がありますから、効果的な方法を選んでください。
なお、妊娠時にマッサージすると、圧迫されたことで乳管が開き、薄い乳汁が出てきます。最初はしょっぱい乳汁ですが徐々に甘くなり、授乳準備ができます。

 

また、マッサージによる刺激も効きにくい場合は「ブレストシールド」や「吸引器」などの器具を用いります。
ただし、これらの器具を使用するときは医師に相談してください。

マッサージのタイミング

仮性陥没乳首ならマッサージでも矯正できます。真性は治療などが必要になりますし、マッサージ法も少々異なります。
自宅でのマッサージで改善をはかる場合は、入浴時をおすすめします。
入浴していると体がポカポカに温まるので、血行が促されます。マッサージ効果が出やすいので、入浴時がおすすめです。
入浴時以外なら、蒸しタオルなどで胸を温めてからマッサージしてください。
その場合は、乳頭の消毒やオリーブオイルなどを塗る下準備も必要です。

 

基本的なやり方としては、乳頭を引っ張り出すように圧迫するマッサージです。
さまざまなマッサージ法があるので、適した方法を探してみましょう。

 

また、マッサージしても乳首が突出しないケースもあります。
無理にやると傷つけてしまいますから、効果がなければ直ちにやめてください。なお、下腹部に痛みを感じた場合もマッサージを中断してください。

 

妊娠時でもマッサージはできますが、妊娠初期は乳首を刺激することで子宮が収縮してしまうため絶対に行わないでください。安定する中期頃からのケアをおすすめします。

マッサージの注意点

マッサージは自宅でできる簡単な矯正法ですが、注意点もあります。
陥没乳首を改善するためにマッサージを始める方は、以下の注意点に気を付けてください。

 

清潔にすること

マッサージする部分や手は清潔にしてください。
入浴時なら問題ありませんが、部屋などで行うときは消毒綿で乳頭周りを清潔にし、手もきれいな状態でマッサージしてください。
また、爪は短く切りましょう。

 

無理に乳首を押し出さないこと

ある程度、マッサージ(圧迫)すると乳首が突出しますが、効かない人も少なくありません。
マッサージが効かず、突出しないからといって、無理に乳首を押し出してはいけません。
乳房などを傷つける恐れもあります。
効きにくい場合は、吸引器などのグッズを利用します。医師に相談してから活用してください。

 

下腹部に痛みを感じたら直ちに止めること

乳首を刺激すると子宮が収縮するので下腹部に痛みを感じることがあります。痛みを感じたら、マッサージは中断してください。

 

妊娠初期はマッサージ禁止

妊娠初期の状態はマッサージによって子宮に影響が及ぶため、マッサージはしないでください。中期から始めてください。

 

定期的に続けること

一度のマッサージで治るわけではありません。
続けることによって、徐々に改善されていきます。
1日1回でも構いませんから、定期的に続けましょう。